あなたの未来を守るライフスタイル情報誌乳酸菌PRESS2017
NO.
2

『プロフェッショナル-仕事の流儀-』『カンブリア宮殿』に登場!

予防歯科の世界的権威熊谷 崇理事長率いる「日吉歯科」で
LS1の試食展示を始めました。

vol.1

予防歯科の世界的権威熊谷 崇理事長率いる「日吉歯科」でLS1の試食展示を始めました。 転載:あしたのコミュニティーラボ 撮影:川本聖哉

湖池屋・乳酸菌LS1にとって「予防歯科」と向き合うことは大変重要なテーマです。
「乳酸菌PRESS」では予防歯科の世界的権威である熊谷崇氏が理事長を務める医療法人社団・日吉歯科診療所を「あしたのコミュニティーラボ」(http://www.ashita-lab.jp/)の協力の元、2回に渡りご紹介していきます。(あしたのコミュニティーラボ「予防医療があなたの生涯を変える-メンテナンス重視の医療に取り組む日吉歯科診療所」より転載)
「口腔のケア」が全身の健康を保つ、QOL向上の隠れた重要分野であることはあまり知られていない。実は、ここ酒田市には市人口(約10万5,000人)の3割が受診し、1割以上が定期的なメンテナンスに通う日吉歯科診療所がある。37年前から虫歯や歯周病の発症・再発を予防する医療プログラムを実践。「庄内地域に住む人々の口腔内の健康状態を世界一にする」というビジョンを掲げ、“(虫歯や歯周病に)ならないために通う”歯科医像を確立した熊谷崇理事長に、なぜ予防医療が望ましいのか、話を伺った。

「痛くなったら治療する」は悪循環

虫歯や歯周病になったら歯医者にかかる。しかし治療が終わって痛みが引くと、いつのまにか口のなかのことは忘れ、ふだんの歯磨きもおろそかになりがちに。その繰り返しで、歳をとったら入れ歯やインプラントに頼らざるを得なくなる。大半の人が陥っているそんな悪循環を断ち切ろうと“予防医療”に傾注する歯科医院が山形県酒田市にある。熊谷崇さんが理事長を務める医療法人社団日吉歯科診療所だ。
日吉歯科の初診では、すぐ治療には入らない。まずは“検査”と“説明”からはじまる。歯周病検査を行い、口腔内写真とレントゲン写真を何枚も撮って、1本1本の歯の状態を確認する。唾液検査で虫歯や歯周病になりやすいリスクを判定。必要な場合は痛みを止めるなどの応急処置が施され、正しい歯磨きのしかたを指導する。次の来院で検査結果が説明され、患者が自身の口腔内の状態を知ったうえで、歯科衛生士がバイオフィルム(菌膜)を除去し、口腔を清潔にして治療可能な状態にまで整えてから、はじめて治療にとりかかるのだ。
治療して終わりではないところが“予防歯科”の真骨頂。初診時に比べ口腔内の状態がどれだけ改善したか、再検査で確認し、患者に説明する。その後は改善した状態を維持するため、ふだんの歯磨きでは取り除けない歯石除去やクリーニング、フッ素塗布などの定期的なメンテナンスへと移行。その頻度やプログラム内容は、患者の口腔内の健康状態や抱えているリスクに応じて1人ひとり違う。もちろん日頃の歯磨きやデンタルフロスによるケアも怠らないように促す。

再発を予防するのが歯科医

ここまで徹底して虫歯や歯周病の原因を突き止め、取り除き、治療したうえでメンテナンスを重視する歯科医は全国的にも珍しい。だが熊谷さんは「ライセンスを持つ歯科医師として当然やるべきことをしているだけ」と明言する。「もちろん歯医者は患者さんの歯を治療するのですが、検査・診断・治療・メンテナンスのプロセスを通じて虫歯や歯周病を再発しないように予防することがもっとも重要な仕事です。歯をなくした患者さんに、上手な入れ歯を提供するのが歯医者の本分ではない。もともとの歯を80年以上もたせられれば、何でもおいしく食べられ、全身の健康が維持されて、最高のQOL(生活の質)を得られます。現在、高齢で亡くなる人の歯はほとんど自分の歯ではありません。命の寿命と歯の寿命を逆転させたい。それが臨床医としての最大の目標です」

生涯にわたって自分の歯で生活するには、0歳児からの口腔ケアが欠かせない。そのため日吉医院では小児歯科治療にも力を入れている。0歳から20歳までは虫歯や歯肉炎のリスクが高いだけでなく、乳歯から永久歯への生え変わり、歯列の変化、骨格の成長など、一生のうちで変化が最も大きい。この時期の適切なコントロールやホームケアの指導、メンテナンスが極めて重要なのだ。「20歳まで口のなかが健康であれば、リスクに応じたメンテナンスを続けると、以後もほとんど虫歯や歯周病に悩まされることはありません」と熊谷さんは言う。日吉歯科では、5歳前から定期的にメンテナンスを受けている20歳の患者の9割近くが1本も虫歯のない「カリエスフリー」の状態を維持している。(転載ここまで)

今大会、甲子園に花咲徳栄の校歌が6度響き渡りました。

転載:あしたのコミュニティーラボ 撮影:川本聖哉

真紅の大優勝旗を持つ千丸主将を先頭に、甲子園を行進。
日吉歯科の進化は止まらない。

 現在、富士通が開発した「歯の健康ファイル」というクラウド上のサービスを利用して、初診からメンテナンスに至るまでのレントゲンや写真、むし歯や歯周病のリスクなどの検査結果を、患者さんに情報提供できるシステムの稼動を開始した。そうすることによって、口腔内の情報が身近になり、治療、メンテナンス、患者のホームケアの質が問われるようになる。また、平田牧場、富士通を始め、多くの企業が社員のためにメンテナンスの費用を福利厚生として補助しており、その他準備中の企業も多々ある。同制度は、湖池屋でも2017年2月よりスタートした。(次項関連記事)

次号の「予防歯科の世界的権威・熊谷 崇理事長率いる『日吉歯科』でLS1の試食展示を始めました。」VOL2へ続く

2017 No.2 Download >