あなたの未来を守るライフスタイル情報誌乳酸菌PRESS2017
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塚原謙太郎コーチ インタビュー

口腔内ケアからプレーレベルの向上を目指す乳酸菌LS1がもたらす意識改革の重要性


数多くのチーム、高校球児を指導するトレーナーがチーム強化の一貫として「乳酸菌LS1」に着目している。そんな話を聞いて、実際に指導を行うトレーナーに話をうかがい、チーム練習の現場も訪問してきました。

“意外と知られていない口腔内ケアの重要性。調子のバロメーターは口から生まれる”

東北福祉大、日本生命とアマチュア野球界でもトップレベルのチームでプレーした経験も持つ塚原謙太郎トレーナー。指導者としても高崎健康福祉大高崎高校(以下健大高崎高校)、花咲徳栄高校など甲子園出場に導くサポートを行っています。そんな塚原トレーナーが日々選手たちと接している中で感じていることが、自分の体や身の回りのケアに対する意識があまり高くないことでした。

塚原コーチのトレーニング理論に耳を傾ける流通経済大学柏高校の球児たち。

「どの高校の選手も入学してきた時にケアやクールダウンについての知識を持っている子はほとんどいません。長く見ているチームは既に練習メニューに入っている“文化”になっていますが、まだそこまで徹底できていないチームは常にこちらから言わないとできないですね。こまめに水分補給をする、寒い時期は汗をかいたら早く着替える、食事の前には手を洗うなど、基本的なことから説明して、できることを積み重ねています」体を鍛えるトレーニングのことばかり話すのではなく、普段の日常生活から見直すことがパフォーマンスの向上に繋がるという。選手たちの些細な行動にも声をかけて、コミュニケーションをとるように工夫している。塚原トレーナーが乳酸菌LS1に着目したのも、普段から選手と接している中で、目には見えない部分のケアと継続して習慣づける意識が野球選手としても重要だと感じたからだそうです。

「自分は毎日選手と一緒に過ごしているわけではないので、基本的には自分が良いと思うものを紹介して習慣づけるということを重視しています。あるとき、激しい練習で口のなかが乾きがちなアスリートは口腔内の状況が悪いことが多いという話を聞いて、球児の口のなかもケアした方がいいのかもと思うようになりました。球児を指導していると内臓疲労の影響を感じることがすごく多いのですが、内臓が疲れてくると食事も摂れないし食べても吸収が悪い。それがまた怪我に繋がてしまう。そう考えると内臓に直結している口は本当に大事ですよね。そこをしっかりとケアできるかどうかは体全体、ひいてはパフォーマンスにも大きく影響してくると思っています」

塚原コーチと健大高崎高校の球児たち。
“口腔内ケアをきっかけに、細部にまでこだわりが持てる選手を育てていきたい”

今回、塚原トレーナーが指導する健大高崎高校、流通経済大柏高校、花咲徳栄高校の3校の練習にも実際に同行し、選手達の口腔内ケアのヒアリングを行いました。まず、定期的に歯医者に通っている選手は3チームで一人だけ。その選手も虫歯の治療で通っているとのことで、予防という意識ではありませんでした。大半の選手は毎日の歯磨きが朝晩の2回。昼食後や練習中の間食では行っていないという回答でした。また、虫歯がないと回答した選手は全体の1割程度。こまめに水で口をゆすいでいるという敏感な選手も1名いましたが、高校野球の現場ではまだまだ口腔内ケアに対する意識が高いとは言えない状態でした。

湖池屋ダイレクトマーケティング部青島部長による乳酸菌LS1 の説明に耳を傾ける花咲徳栄高校の球児たち。

「何でも無理言ってやらせるのではなく、あくまで環境作りが自分の仕事だと思っています。そのためには取り組む目的をしっかりと伝えることが重要です。そういう意味でも乳酸菌LS1の導入は生活に必ず必要な食事に直結していますし、摂取するだけというのも定着させやすいと思いました。やるからには一過性のものにはしたくないですからね。あとは口腔内のケアそのものだけではなくて、何かに取り組む姿勢を作るきかけにもできると思っています。用具にしても身だしなみにしても、細部にまでこだわれる選手が試合でも活躍します。まだ取り組みを始めて日は浅いですが、今後そうした効果も生まれてくれることを期待しています。」

塚原謙太郎さん

1974年生まれ
東京都出身
都立淵江高校〜東北福祉大〜日本生命と硬式野球を続け、社会人でも5年間プレーしたのち、トレーニングの専門学校へ入学し、トレーナーの道へ。現在は高校野球部数校のトレーニングサポートや各種セミナーの講師を務めるなど幅広い活動を行っている。