あなたの未来を守るライフスタイル情報誌乳酸菌PRESS2017
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秀光中等教育学校を訪問

乳酸菌LS1オフィシャルパートナーに秀光中等教育学校を選定


乳酸菌LS1はこの度、仙台育英学園秀光中等教育学校軟式野球部のチームサポートプログラムを実施することで同校と合意し、2017年1月より乳酸菌LS1の提供を始め、「口腔内改善プロジェクト」をスタートします。

“優秀な人材の育成に力を入れる仙台育英学園”

6年間を通じての一環教育」を教育姿勢に掲げる仙台育英学園は前期課程(3年間)として秀光中等教育学校、後期課程(3年間)は野球部を始め運動部が盛んな仙台育英学園高等学校という位置付けの「併設型中高一貫校」となっています。 特に秀光中等教育学校は文部科学省が進める「国際社会で力を発揮出来る人材の育成」を教育コンセプトとして、日本国内では14の学校が認定される国際バカロレア教育プログラムを導入。英語教育はもちろん、自ら考える論理展開的思考や問題解決能力、表現力などを養うアクティブ・ラーニングの授業を積極的に実施しております。 今回、乳酸菌LS1のオフィシャルパートナーとして選定されました同校軟式野球部は2014年全国中学校軟式野球大会にて初優勝を飾るなど全国的にも強豪軟式野球チームとして有名であります。2005年からチームを率いる須江航監督は仙台育英学園高等学校、八戸大学を卒業したのち、秀光中等教育学校に赴任。軟式野球部を全国制覇に導くなど、選手育成には定評があります。 今年もすでに来年春に静岡で行われる春季全日本軟式野球大会に出場が決定しており、春、そして全国中学校野球大会が開催される夏の2季連続全国制覇に向けて、選手と共に練習に励んでおります。 須江監督は野球部の選手たちを指導する上で、学校の教育方針にもならい、「高校3年間としてはもちろん、卒業して社会に出ても通用する人材を育成する」ことを目標として掲げ、野球の技術や戦術だけではなく、礼儀や身だしなみなど人間教育に関する指導にも大変力を入れています。 実際に、同校OB の生徒にはプロ野球選手はもちろん、私立大学の医学部や歯学部など、多方面で活躍する人材が数多く育っており、野球を通じた人間教育を体現されています。

“「自己管理」が大切な野球というスポーツ”

須江先生の指導法の一つに、プレーや戦術にしっかりと意味を見出し丁寧に説明し、明確な基準を設けることでチームコンセプトをメンバー全員で共有させる、ということがある。明確な基準があるからこそ、今何をすべきか、自分は何を徹底するべきかを追求している。選手個々はその基準ができているか、否かで評価されていきます。私生活においても挨拶や身だしなみを徹底するのはもちろん、指示を出さなくても選手自身が判断して、行動する「自立」を促すチーム作りを徹底しています。 そうした自立したチームを作っていく上で、須江監督が今回、乳酸菌LS1とタッグを組んだ理由の一つが「自己管理」。練習時間が他のスポーツよりも長く、昨今は身体を作るために食事を強化するチームが増えるなど、何かと口に物を運ぶ機会が多い野球選手。「体調管理の基礎となる口腔内ケアの重要性に共感し、選手自身が意識して、野球の競技力アップにもつながる製品であると実感している」と須江先生も期待を寄せています。 また、「トレーニングや食事、体のケアと現代野球はどんどん細分化され、常に進歩をしています。指導者や選手たちが入手する情報も増えている。そうした昨今のトレンドの流れにおいて、今後何が来るのだろう?と考えた時に口腔内のケアが重要である、と聞き、そこまでこだわる時代が来たかと。秀光中野球部として今回取り組みを始めることで、選手のパフォーマンスはもちろん保護者を含めたチームとしてもプラスに働くことは大いにあるなと感じたので、チャレンジしていくことにいたしました」と今後に期待を寄せています。

仙台育英学園秀光中等教育学校
高校野球の強豪・仙台育英学園高校の中等部にあたる中等教育学校。軟式野球部も2014 年に全国中学校軟式野球大会を初制覇。全日本春季軟式野球大会にも2度出場。同校OB にはプロ野球選手・佐藤世那(オリックスバファローズ)などがいる。
“今夏は惜しくも全国大会ベスト4で敗退悔しさは来年の全国大会でしか晴らせない”

今夏の全国中学校野球大会準決勝。東京都代表の上一色中学校との一戦。初回の裏の攻撃で2点を早々に奪われ、その後は打線が沈黙。相手投手の無失点リレーで抑えられてしまい惜しくもベスト4で敗退。3年連続の決勝進出、そして2年ぶりの全国優勝を狙った3年生たちは悔しい敗戦を喫しました。試合後のコメントでも須江監督は「先制したかったが先に相手に取られてしまった。相手投手の低目を捨て、浮いた球を狙うよう指示したが、精度が今ひとつだった。下級生には良い教訓」と悔しさをかみしめました。

そして敗戦から数日後、須江監督は宮崎に降り立っていた。翌年2017年の全国中学校野球大会が行われる宮崎県のサンマリンスタジアムを視察に訪れた須江監督は到着するなり、グランドの様子はもちろん、ベンチ、ブルペン、スタンドなど球場内をくまなく回り、すでにこの場所で戦う来夏の決勝戦のイメージを自らの目と脳に焼き付けていました。勝利のためならどんなことも厭わないその行動力と勝利への貪欲なこだわり。そしてその場に立たせてあげたいという選手への情熱。その徹底したこだわりと愛情が見事に垣間見えるエピソードでしょう。例年、選手たちのレベルや特徴を考慮してチーム作りを行う須江監督。「今年のチームは新チームになってから守備面を特に鍛えています。チームで40万回捕球をしようと決め、数をこなす目的で練習したのですが、途中から格段に捕球の技術がつき、ミスが減りました。よく、質より量だということを言われますが、量がどれだけ大切かということも身をもって知りました」と選手たちの成長に手応えを感じていました。取材当日も生徒たちへのノックでゴロ捕球、スローイングなど1時間以上つきっきりで指導にあたるなど、徹底した練習は続いていました。

乳酸菌LS1と秀光中。異色の化学反応が全国制覇をつかめるのか。今後は選手のみならず、保護者の方へもセミナーなどを行い、湖池屋は秀光中を応援していきます。

profile

須江航監督

1983 年埼玉県出身。仙台育英学園高校、八戸大学出身。高校時代は学生コーチとして2001年センバツ準優勝に貢献。大学卒業後秀光中の監督に就き、就任14年を迎える。