あなたの未来を守るライフスタイル情報誌乳酸菌PRESS2017
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「予防歯科」イベントに参加

「予防が未来を変える」〜クオリティを高める「予防歯科」の可能性〜

東京歯科大学での講演、企業セッションに湖池屋が参加しました


2017年3月19日、私たちは「最先端の、最も進んだ知識と技術を臨床に生かす組織」として活動されるSAT(State-of-the-Art Team)様が主催された「予防歯科」をテーマとした歯科医と企業による合同イベントにパネラーとして招待されました。歯科医療関係の方や、これから歯科医、歯科衛生士などを目指される方、そして一般の方々、総勢約320名が集まり、熱気溢れる雰囲気で開催されました。

「プロフェッショナルとは」を力強く語る熊谷 崇 理事長
「新しい価値の創造〜歯科医療のイノベーション」「健康社会を支える医と産業の新しい連携」-日吉歯科酒田診療所 熊谷 崇理事長-

本誌2-3ページでも掲載しております日吉歯科酒田診療所・熊谷理事長も登壇されました。「(山形県)酒田市民の健康を世界一へ」というスローガンを掲げて37年間もの間、予防歯科を推進してきた日吉歯科の歩みの歴史のお話は、「年をとっても患者さんの歯を28本残す」ことに並々ならぬ責任と信念を感じました。このスローガンは卓越した医療技術と、繊細に数値化された患者さんの口腔内データ、そして何よりそれを共有する患者さんの揺るぎない「信頼」なくしては推進できない医療であると言えます。また、医療現場と企業が新たに連携し、「予防」の大切さと、そこから生まれる「健康の本当の価値」を、企業が持つサービスや技術、商品も駆使しながら正確に伝えていく活動こそが、これからの「日本の健康社会」を支える新たな礎になることを提唱されました。私たち湖池屋もスナック菓子や乳酸菌商品を通じて、その一助になるべく活動していきたいと思います。

”健康”の価値をどう広げる?企業の挑戦

「予防」することが何故必要なのか、大切なのか。その先にある「健康であり続けることの本当の価値」をどう伝えていくべきか。わかっているつもりでも、深く理解して行動に移したり、家族や親しい人たちに正確に伝えていくことは簡単ではありません。このテーマに対して、4企業が集まりトークセッションが行われました。登壇したメンバーは、全日空商事梶E執行役員 荒牧氏、ロート製薬轄ト生医療プロジェクト 服部氏、富士通竃「来医療ビジネスセンターマネージャー武久氏、そして湖池屋からは乳酸菌LS1ショップ店長である青島が参加しました。航空、医薬品、エレクトロニクス、菓子という異色の組み合わせでしたが、セッションの「課題解決」に熱く挑む姿勢は、足並みがそろっていて、革新的なアイデアやサービス、エネルギー溢れる新たな活動が始まる気配を感します。「日本人は予防の意識が低い」「その原因は?」という世論の提議も少なくないですが、私たちは、意識が低いのではなく「(正確に)予防の知識を得る機会が少ない」と感じています。「知っている人(企業)たちが上手く伝えていく」「知っている人(企業)たちが理解を広げて健康(社会)を実現できる活動を続ける」このセッションを通して、私たち湖池屋はこのテーマを再認識し、皆様へのサービスに繋げていきたいと考えております。

「乳酸菌LS1モデルチーム」での活動を紹介する湖池屋・青島
<左より>全日空商事・荒牧氏、ロート製薬・服部氏、湖池屋・青島、富士通・武久氏