あなたの未来を守るライフスタイル情報誌乳酸菌PRESS2017
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2017年 春季関東高校野球大会レポート

乳酸菌LS1アンバサダー
塚原謙太郎さん

夏の甲子園の前哨戦!関東の強豪チームに挑む塚原トレーナー&LS1モデルチーム


円陣を組んで、早実に挑む花咲ナイン
今大会も鋭いバッティングを見せたプロ注目の早実・清宮選手

昨年秋より「乳酸菌LS1アンバサダー」の塚原謙太郎トレーナーの指導の下、コンディショニングの一環として口腔内ケアを続けてきた花咲徳栄高校と健大高崎高校の両校。春の県大会では両校とも決勝で浦和学院、前橋育英に惜しくも敗れたものの、冬季トレーニングの成果をしっかりと感じられる戦いぶりを見せてくれました。両校は5/20より行われた春季関東大会へ出場しました。この大会は夏の甲子園の前哨戦であり、清宮幸太郎選手率いる早稲田実業を含め、甲子園常連校と今秋のドラフト候補選手がズラリと並ぶ、大注目の大会となりました。<5/21花崎徳栄高校×早稲田実業>埼玉県第2代表として出場した花咲徳栄高校の初戦はプロ注目の清宮幸太郎選手率いる早稲田実業高校。注目の一戦は、約1万2千人もの観衆の中、ひたちなか市民球場で行われました。

2ラン本塁打を含む3本のヒットを放った野村佑希選手

試合は先発の綱脇慧選手が3回裏に連打を浴びて5失点を喫する苦しいスタート。ようやく目覚めた花咲徳栄はそこから猛反撃を見せ、4回表に須永光選手のタイムリー3塁打などで2点を返すと、5回表にはプロのスカウトも注目する2年生・野村佑希選手の2ランホームランで1点差に詰め寄ります。5回裏に清宮選手のホームランで2点差に広げられるものの、6回表に再び、千丸剛選手の3ランホームランで逆転に成功。そのまま逃げ切りをはかりたい花咲徳栄はピッチャーを綱脇選手から清水達也選手に交代。最速148キロの速球を中心に早稲田実業打線を抑え込み、勝利を手繰り寄せる。そして迎えた9回裏。2アウト2・3塁で迎えたのは清宮選手。あと1人抑えれば2回戦進出という場面でしたが、レフト前ヒットを打たれて土壇場で同点に追いつかれて同点。試合は延長戦へ。今大会からノーアウト1・2塁から攻撃がはじまるタイブレーク制度が採用され、10回表に花咲徳栄は相手のエラーやワイルドピッチの隙を突いて2点を加えることに成功しました。しかし、10回裏に強力な早稲田実業打線につかまり、連打を浴びて9-10の逆転負けを喫すこととなりました。早稲田実業に破れはしましたが、この大会で手にした自信と味わった悔しさをさらなる飛躍につなげていってもらいたいと思います。

早実戦に先発した綱脇投手、清宮選手と真っ向勝負した
プロ注目の2年生、野村選手のホームランを迎える花咲徳栄ベンチ
今大会でも持ち前の「軌道破壊」で攻め続けた健大高崎
春のセンバツ甲子園の悔しさを晴らせず
来たる夏へ、塚原トレーナーと健大高崎高校の戦いは続く
強豪山梨学院との激戦を制しベンチに向かう選手達

初戦の石岡第一(茨城県代表)戦は8回コールド7-0で快勝した健大高崎高校。2回戦では山梨県大会5試合で57得点と、打力が持ち味の山梨学院高校と対戦しました。試合は序盤から山梨学院が走者を出してチャンスを作るが、2回にはキャッチャーからファースト、3回にはピッチャーからセカンドへの牽制でそれぞれ走者を刺してピンチを脱することに成功。相手の勢いを封じ込めることに成功すると、迎えた4回裏。先頭の7番堀江悠介選手のツーベースヒットでチャンスを作ると、2番小野寺大輝選手、3番大越弘太郎選手の連続タイムリーで2点を先制。7回裏にはツーアウトランナーなしからの4連打で更に2点を追加。投げては県大会ではあまり調子が上がらなかった先発の竹本甲輝選手が8回まで無失点の好投を見せました。しかし、関東の強豪はこのまますんなり勝たせてはくれませんでした。最終回、ツーアウトを簡単にとるもののそこから2本のヒットと四球で満塁のピンチを招くと押し出しの死球とレフトへの2点タイムリーを許し、たちまち1点差に追い上げられる健大高崎。ここでチームを救ったのはプロのスカウトも注目する安里樹羅選手でした。センターに抜けようかという打球をダイビングキャッチしてすかさずセカンドへトス。劇的な幕切れで見事勝利を掴みとりました。続く準々決勝では東海大相模に惜しくも1点差で敗れましたが、センバツ大会、春季県大会とはメンバーを入れ替えてこの関東大会に臨んだことで、新戦力の発掘にも繋がる実りある内容だったのではないでしょうか。両校ともに夏の甲子園出場の暁には、対戦するかもしれない強豪校と対戦し、成果と課題を得た大会であったと思います。早いもので甲子園につながる県予選の開幕まで、約1ヶ月となりました。「負けたら終わり」の「夏のトーナメント」を勝ち抜き、甲子園へ出場し優勝を目指すため、両チームは大切な最後の仕上げの期間へ入ります。厳しい夏のトーナメントを勝ち抜くためには、他の強豪チームとの「少しの差」が大切です。昨秋より「勝つために」新たに口腔内ケア強化によるコンデショニング、チーム力向上を目指してきた両チーム。それが「少しの差」として選手たちのプレーに表れて、塚原トレーナーとLS1モデルチームの快進撃につながる様、湖池屋は支援していきます。

攻守にわたりチームを引っ張る安里樹羅選手
先発で好投した竹本甲輝選手
先制タイムリーを放った小野寺大輝選手