1,000種類から自分に合ったグッズを選ぼう!
日本最大級の品揃えを誇る
歯みがき専門店「メガデント」を訪問しました




Q 虫歯や歯周病を予防するために、
私たちはどのような口腔ケアをするべきなのですか?


 ●「複数のグッズを使う」ことが、海外では一般的

はい、日本では特にそうなのですが「まずオーラルケアと言われて、何をしていいかわからない」という方が非常に多いです。みなさん、ご両親から学んだ「歯みがき」しか知らない方が大半なんですね。なので、私からすると「魔法の歯ブラシを探されている」という方が多い印象です。「いくら磨いても歯が悪くなる、歯石がたまる」という悩みを持って、「良い歯ブラシをください」と当店にお越しになられるんですが、それはおおよそ間違っています。 イギリスの歯科医師会でも発表されているのですが、「現存の器具で汚れを落とし切れるグッズはひとつもない。複数のグッズを組み合わせることが、磨き残しを防ぐ一番の方法だ。」と言われています。また、生活環境や年齢等、個人によってそのやり方は変わってくるものなので、自分で最適な組み合わせを見つけてケアをする必要があるんです。 例えば、歯ブラシ一本とってもいろいろな硬さがあると思うんですが、使い方、目的、年齢等でそれぞれのブラシの硬さに向き・不向きというものがありますね。日本は世界的に見ても特殊で、とにかく「ふつう」という硬さを好まれる方が多いんですが、本当は用途別に使い分けるようにした方がいいんです。口腔ケアの先進国であるスウェーデンでは、虫歯菌が生きられないくらい子供の時から「予防する」ことを徹底しています。ただし、歯周病菌には防ぎきれない側面があるので、いろいろなグッズを使ってケアするのが一般的です。



●用途によって、グッズを使い分けることが大切

この歯周病菌というものは「嫌気性菌」、つまり空気を嫌う菌なので、歯の隙間に入り込んで住処を作っていきます。この狭くて空気の少ないとこに入り込んだ菌を落とすために、みなさん歯ブラシを使っているわけですがそういったところを磨きやすいのは、柔らかい毛のほうが入り込みやすいですよね。だから歯科衛生士さんは「歯周病予防には柔らかい歯ブラシから使いましょう」という指導をするんです。逆に、硬い毛であれば、歯の表面の汚れを落とすときに役に立ちます。日本で、ここまでの知識を教えてもらう機会ってなかなかないですよね。なので、冒頭にも申し上げた通り「これだけやっておけばよい」というものはないんです。"> ただし、歯ぐきへの影響等を考えて「年齢とともに少しずつ柔らかいものを使う方がよい」というようにお客様にはおすすめしています。これもお客様の状態によって変わるので、一概には言えないのですが。 みなさんの生活によってケアに掛けられる時間は変わってきますので、余裕がある方は、きちんと歯みがきした上で「乳酸菌LS1」をなめてみるとか、結果的に、病気にならないようにすることを目的としながら、いろいろ自分に合うケア方法を試していただけるといいのかな、と思いますね。 何度も言いますが、とにかく「この道具が魔法のように効く!」ということはないんです。一番大事なのは、複数のグッズを組み合わせてケアをするということです。



Q 今までグッズを複数使うという意識がなかったので、
大変勉強になります。
ちなみに、酒向店長は1日に何種類の口腔ケアグッズを
使用されているのでしょうか?


 私ですか? そうですね、最低12種類くらいは歯みがきに使っていますね。私からすると普通なんですが、具体的には歯ブラシ、歯磨き粉、ワンタフト、歯間ブラシ、フロス、フッ素ジェル、デンタルリンス、口腔ケアタブレット、舌ブラシなどを使い分けています。用途や昼夜で歯ブラシを使い分けたりしていますので、それもカウントするとだいたい12種類前後です。

●歯みがきは「細菌を管理する」ためのもの

日本人は1日に平均2回歯を磨くと言われていますが、これは海外と同じくらいのケア基準なんです。 では、日本と海外で何が違うかというと、「インテンシブ・ケア(集中的なケア)」をしているかどうかなんですね。昼でも夜でもよいのですが、口腔内のバイオフィルムを徹底的に除去する時間を設けられていないことが課題です。また、ここでみなさんが勘違いしがちな点をもう一つ上げておくと、歯ブラシを使う目的は「食べ物のカスを取ること」ではないんです。バイキン、いわゆるバイオ フィルムを取っているんです。日本の歯医者さんでは「歯石、石を取りますよ」という言い方をされる方が多いんですが、向こうの衛生士さんは「バイオフィルム、細菌を除去します」としっかり説明しています。 「石」と言ってしまうと、病気と戦っているイメージがしにくいんですよね。歯を磨く本来の目的としては、「細菌の管理をする」というものですから。悪玉菌を1日のうちのどこかでしっかり集中して除去するだけでも十分だと思います。 「歯ブラシ」だけでケアをされている方は、いま一度ホームケアのやり方を見直してみてもよいかもしれない。 やはり予防のためには、歯科医院でのプロフェッショナルケアとホームケアが肝心だろう。


今回、インタビューを快く受けていただいた酒向店長。
歯みがき専門店店長だけあって、キレイな白い歯がきらりと光っていた。



口腔ケアグッズにどのようなものがあるか、
具体的に紹介します!


「ルシェロ」はじめ、年齢・症状・男女別に大小異なったサイズ・固さの歯ブラシがおすすめされている。 (酒向)「コンビニでタバコを番号で買うのと同じで、海外では数百種類の歯ブラシの中から自分のなじみの歯ブラシを選んで買うのが一般的なんですよ。」



奥歯や、親知らずのすき間、矯正装置のまわりなど、磨き残すことの多い細かな部分を磨くための歯ブラシ。通常の歯ブラシでお口全体を磨いた後に、ピンポイントで使用するとよい。「メガデント」では、海外限定の「先端の丸い」タイプのブラシを取り扱っており、こちらの方が面で歯を磨きやすいとのことだ。



舌に付いた汚れを落とすためのブラシ。磨きすぎず、表面の汚れを落とす程度で十分な効果が得られるとのこと。(酒向)「当店に初めていらした方には、まず舌ブラシをおすすめするようにしています。手軽に、かつ「口臭が減った!」という効果をご実感頂けることが多いんです。実感がないと、なかなかケアを習慣にすることは 難しいですからね。」





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